阿蘇の地質帯の事だけど、理系の人間があんまり適当なこと言っちゃいかんと思って、ちょっと真面目に調べてみました。
以下こちらを参照
- (1) 基盤岩類
- 花崗岩類、変成岩類(領家・肥後・長崎変成岩類など)および秩父帯・四万十北帯などよりなる。長崎帯および肥後帯の変成岩類には、蛇紋岩などの密度の大きい地質が分布している。重力データ解析では変成岩類を高密度岩体(2.70~2.80)として検討した。
- (2) 上部白亜系
- 御船層群、御所浦層群、姫浦層群などからなる。紀伊半島~四国に分布する和泉層群とほぼ同時代の地層である。これらは基盤岩類の構造に斜交して分布している。固結度がやや小さく、P波速度が5km/sに達しないと考えられるので、基盤岩類と区分した。
- (3) 古第三系
- 古第三系として、夾炭層と四万十累帯南帯がある。夾炭層は佐賀市や天草諸島に分布する。四万十累帯南帯は古第三紀の付加体である。付加年代が新しく、固結度がやや小さいと考えられ、基盤岩類と区分した。
- (4) 口ノ津層群および相当層
- 別府-島原地溝帯の島原側に分布しており、雲仙火山の基底をなす。鮮新世~前期更新世の堆積物であり、大阪層群の下部層に相当する地層である。人吉盆地の人吉層、加久藤盆地のえびの層群、久留米市の久留米層群も口ノ津層群相当層とした。
- (5) 先阿蘇火山岩類
- 本地域には新第三紀~第四紀にかけての火山岩類が広く分布している。これらのうち、阿蘇火砕流1(Aso-1、約30万年前)より古い火山岩類を先阿蘇火 山岩類とした。これらは豊肥火山岩類とも呼ばれ、阿蘇の外輪山、熊本市北方の金峰山、南西の宇土半島などを構成する火山岩類である。
- (6) 完新統~上部・中部更新統()
- 阿蘇火砕流1以降の火山岩類や堆積物を完新統~上部・中部更新統とした。
らしいです。…まぁ、推測は外れてはない…?かな??
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