卒論第一回フィールド総括編
まぁ、もう一回行かないといけないから第一回フィールド編ということで。
今まで、一人でフィールドというものをしたことがなく。
最低でも二人でした。(進論中に、一人体調不良で来られずTAも先生も付いて来なかった日)
松本を出る前に、担当の先生ではない方に
「ぜーったい、寂しいよー」
と言われましたが、まぁ大丈夫だろうと。
かるーく考えていたわけです。
で、実際、フィールドに出て、一番最初に思ったのは
一人、辛い…
これに尽きます。
分からない時に、尋ねる事が出来ない。
下らない話をする人がいない。
ただ一人調査用具を持って、日常生活を送る人々の中にズカズカと入って行って好奇の視線を浴びる。
これが中々辛い。
初日は、露頭を見ても全く分からず、ただぼんやりと海を眺めてました。
二日目からようやく頭も動き出し、途中、先生が来てくれたりして中頃からようやくエンジンがかかりだしました。
地質なんて大嫌いだ!って思った瞬間もありましたけど、だんだんと一人での調査に慣れて来て楽しむ事が出来るようになりました。
何より、出会う方々が本当に優しくて。
美味しいご飯をたくさん食べさせて頂いたり、
普通では考えられないくらい安価で宿を利用させて頂いたり、
調査中に色々と声を掛けて頂いたり、
…この馬鹿の落としたお財布を警察に届けてくれたり…
最後までくじけないで調査が出来たのは、途中で出会った方々のおかげだと思います。
本当に感謝。
見守ってくれた家族や応援してくれた友達にも感謝。
色々、心配させてしまったなぁと反省。
反省点が色々とありますが、これからそれを活かせて行けたらなぁと思います。
三週間もいれば、色々ありました。
波が来て腰まで濡れたり、
3メートルほどの崖の上で身動きが取れず10分ぐらい固まったり、
日本カモシカと世紀の対面を果たしたり、
フィールドノートとルートマップをフィールドに置き忘れて焦ったり、
車に傷が付いたり、
満潮の時間を間違えて危うく帰れないんじゃないかってなったり、
スリリングかつデンジャラスな事ばかりでした…。
でも、普通は絶対に経験出来ない事ばかりでとても貴重な三週間だったと思います。
この調査にあたり、お世話になった方々にいつかちゃんとお礼が出来たらと思います。
調査を終えて、三日後の卒論テーマ発表では、案の定Y田先生にフルボッコにされました…。
まぁ、とりあえずテーマ発表は終わったので、ぼちぼちサンプルを分析にかけていったり、柱状図を作ったりしたいと思います。
以上!終わり!!